ChatGPTは極めて便利で楽しいツールですが、使い方を誤ると参事を招く恐れもあります。
積極的に活用する前に、やってはいけないことを必ず理解してください。
1.秘密情報・個人情報を入れて質問してはならない
ChatGPTは質問内容や回答に対するフィードバックを使って学習し直し、回答内容の改善に励んでいます。 すなわち、秘密情報・個人情報を入れて質問してしまうと、その内容が他の人の回答として出力されてしまう…という可能性もゼロではありません。
また、ChatGPTのシステムは質問内容を保存しているはずですし、システム管理者はその記録を確認できるはずです。 場合によってはこれまで質問した内容が社外に流出…という可能性もゼロではありません(物事に絶対はありません)
これを回避するには
- 質問に「固有名詞」を使わない、別の単語に置き換える
2.回答を検証せずに使ってはならない・鵜呑みにしない
ChatGPTは回答をよく間違えます。
資料作成にChatGPTを活用するのはオススメですが、大切な資料の内容が間違っていたら…ダメなことは明らかですよね。
これを回避するには
- 法的なものは専門家にも確認する(弁護士、税理士、社会保険労務士など)
- 統計データに関するものであれば、「この回答データの参照元を教えて」と質問し、その内容を確認する
- エクセル関数に関する回答なら、実際に使ってみて確かめる
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